Portugal「Vacanze in LISBOA vol.1」

 少しの間ごぶさたしてしまいました。
 実は先週、お休みをもらって、ポルトガルに旅行に行ってきました!
ポルトガル、といってもリスボンだけなのですが、実は昔大好きな映画でこの街を見て以来、その地へ行くのがずっと夢だったのです。
映画で見た街を自分で見て回りたいと思い、一人旅してきました。

 イタリアから行くと、格安航空券で片道50〜60€程度(¥6000〜7000くらい)。時期によってはもっと安いこともありますが、それでも激安です!
まずはユーロスターフィレンツェ→ミラノ、そしてミラノのマルペンサ空港からリスボンへ。飛行機で3時間。

 イタリアとポルトガルの間には1時間の時差がある、ということを、飛行機に乗ってから初めて知りました。。同じユーロ圏内なのに時差があるとは。


<サンタ・ジュスタのエレベーター>

 最後はミラノに一泊したので、リスボンに滞在したのは正味3日ほど。久しぶりの一人旅でした…!
以前イタリアにいたとき、これもやはり映画の影響だったのですが、フランスのラ・ロシェルという小さな港町に、一人で行ったことがあります。
このときはパリやボルドーに住む友達のところへ遊びに行ったついででもあったのですが、念願のラ・ロシェルまで一人で行って、ずーっと夢だった風景を実際に自分の目で見たときは、ほんとうに感動でした。
 一人旅というのは、勇気のいることではありますが、選ぶ場所によってはとてもよいものだと思います。
そして行ってみて、リスボンという街は、一人旅にとても向いていると感じました。

<初日はあいにくの曇り空>

リスボンは「7つの丘」と呼ばれているそうで、確かに坂道ばかり。ちょっと長崎を思い出しました。
そのため狭い坂道にも、リスボン名物のレトロな市電がはりめぐらされているのですが、私はあえて歩き回ってみたくて、ひたすら、坂道を上ったり降りたり、とにかく歩きました。
途中で迷っても、目的地まで時間がかかっても、好きなだけ見て回れるのと、気が済むまでゆっくり写真を撮れるのが一人旅のいいところかな。


<サンタ・ジュスタのエレベータ上の展望台から。>

私は、もちろんポルトガル語はまったくわかりません。イタリア語と字面は時々似ているのに、音が全く違っていて。ポルトガル語の音はほんとうに綺麗・・さすがボサノヴァの言葉だなぁという感じ。
近くで人々が話していても、まるで音楽のように、まったく頭に入ってきません。(わからないからだろうけど)とても美しい言語でした。あんなのをすらすら話せたら、素敵だなぁと、少し憧れます。