Purtugal 「Vacanze in LISBOA vol.4」

 リスボンの街中を走っている黄色い路面電車やケーブルカーは、リスボン名物。
こちらは街中はりめぐらされている路面電車。古い街とよく合っています。

 一方、斜面を結ぶ3線しかないケーブルカーは、走る距離はそんなにありませんが、こんなところを!?というような狭い急斜面をゴトゴト通って行きます。背景となる家々の壁も色とりどりでとてもかわいらしいので、乗るのはもちろん、そばで見ていても楽しめます。

<バイロ・アルト地区のケーブルカー、ビッカ線>

こうしてみると、斜面がいかに急か、わかりやすいかもしれません。歩いて上るのはけっこうきつい斜面です…

高台のバイシャ・アルト地区や、アルファマ地区では、かわいいトビラにたくさん出会いました。


壁がこの色使いというのは、とてもいいアイデアな気がします。


たまにこんな装飾も。ヨーロッパらしさというより、昔行ったメキシコの街の様子を思い出しました。

 
 壁の色に加えて、ポルトガルでは、アズレージョ(Azlejo)という装飾タイルが街に溢れています。
建物の壁や公園の壁、地図などもアズレージョだったり。

 こういった伝統工芸が、特別な遠い存在のものでなく、ごく普通に日常生活にとけ込んでいる風景ってとても素敵だなあと思います。新しい建物の隣に、何世紀もの歴史を持つアズレージョが街角を飾っている、という贅沢な風景に、リスボンではたくさん出会うことができました。