in Paris vol.2 おいしい旅

 パリは今回が3回目だったのですが、毎回どこへ行っても何を見ても、時間がいくらあっても足りないくらい、本当に魅力的な街だなぁと思います。どの国の人もみーんな「パリは素敵」という理由がわかる気がします。

 3年くらい前に初めてパリに行ったときは美術館尽くしで、念願だった美術館をたくさん回りました。確かユーロ圏内の学生は博物館・美術館が(多分)すべて無料で、当時私はイタリアの語学学校の学生だったので、だいぶ恩恵を受けました。
 パリ旅行1回目も2回目も、毎日美術館巡りをして過ごしていたので、今回はもうちょっと、街の雰囲気や気になるお店、今後の参考になりそうなものをたくさん見て、かつ、おいしい旅にすることに。
パリには友人が住んでいるので、彼女に毎日夜ご飯に付き合ってもらって、おかげで毎日本当においしい食事を楽しむことができました。一人旅も楽しいですが、やっぱり食事は誰かと一緒が一番です!

ところで私は今回、初めてエスカルゴに挑戦しました〜。
エスカルゴって日本で言うただのカタツムリなのか…ずっと気になっていて、イタリアでも食べるのかなと思ってマエストロに聞いてみたところ、「雨のあと森に入ると、たくさん採れるんだよ」。…ということは、要するにただのカタツムリなんだな、と理解。
今まではちょっと抵抗があったのですが、雑誌に載っていた記事を読んで初めて切に食べたいと思い、単純にもそこに載っていたパリのお店に行きました。だいぶ影響されてます。

 そしてメトロのSaint Paul駅に近い Au Bourguignon du Marais(52, rue Francois Miron)というお店にて、念願の初・エスカルゴー。

バターとバジルでひとつひとつ壷に入ったエスカルゴたち。めちゃめちゃ美味でした。行ってみたら結構評判なお店だったらしく、かなり賑わっていました。
アワビみたいな感じかなーと勝手に想像していたのですがけっこう予想通り。逆に日本で、これをアワビで作っても美味しいだろうな。。豪華だけど。


イタリアと同じく夜10時手前くらいまで空が明るいのでなんだか得した気分。

あとエスカルゴに並んで劇的においしかったものは、やっぱり名物の生ガキです…♥
日本では普段あまり食べないので、詳しくなかったんですが、大きさとか産地ですごく色んな種類があるんですね。大きさによってNo.1〜5くらいまで番号があって、No.1が一番大きいんだそうです。


贅沢な盛り合わせ…クリーミーなのとか、海の香りが強いものとか、味が全然ちがって感動しました。
なんだか少し大人な気分。

 生ガキはあたるイメージがありますが、意外にもフランスではあたる人はあまりいないとか。
すごく厳しい検査があるんだそうです。日本でも、あたることを恐れずに思い切り楽しみたいですね。

エスカルゴ&生ガキは、今回の旅の二大ヒットでした。
他にもテリーヌに子羊に煮込み料理に・・おいしい食事のたびにほんとにグルメの国だわと実感。
イタリアももちろん、おいしいものには困りませんが、また全然違った複雑な味がこの国にはあるなあと感動。

そしてフランスと言えばもちろん、シャンパンも忘れられません。

パリ最後のランチ、楽しい旅に乾杯☆ 付き合ってくれた友達に感謝です。